一般的に玉露や高級な煎茶などは、ぬるめのお湯で旨みをじっくり引き出すように淹れますが、ほうじ茶の場合は逆。熱いお湯で香りを立たせます。
Point沸騰してから3分以上そのまま沸かし続けると、カルキ臭が抜けてより美味しく味わえます。また市販のミネラルウォーターを使用する場合は、軟水の方が適しています。
1杯分の茶葉は約3g(150ccの場合)。茶さじで山盛り1杯ほどです。ほうじ茶は、煎茶よりもかさが大きいため、見た目の茶葉量はほうじ茶の方が多くなります。 よく使う茶さじやスプーンで量の感覚を覚えると便利です。
急須に熱湯(150cc)を注いだら、フタをして30秒ほど蒸らします。あまり長時間抽出しないように注意します。
複数の湯のみに淹れる場合はお茶の濃度と湯量を均一にするため、数回に分けて廻し注ぎをし、最後の一滴まで注ぎきります。急須にお湯を残さない事が2煎目を美味しく淹れる秘訣です。